トップページ ≫ 幹事社労士専用メニュー ≫ 労働新聞トピックス ≫ 3年以内既卒者奨励金とは(2010/12/20)
労働新聞トピックス
人事、賃金、労務等の最新の動向を報道する専門誌「労働新聞」。
このサイトでは、労働新聞掲載の鮮度の高いニュースをカテゴリー別に掲載し、幹事社労士の皆様の情報収集力向上に寄与してまいります。
3年以内既卒者奨励金とは(2010/12/20)
人事学望見
2010年12月16日
3年以内既卒者奨励金とは
厚生労働省では、過去最大の就職氷河期の到来を重くみて、新卒者の枠を3年以内既卒者まで広げた新たな奨励金をスタートさせた。①3年以内既卒者(新卒扱い)採用拡大奨励金と②3年以内既卒者トライアル雇用奨励金がそれ。前者は卒業後3年以内の既卒者をハローワークを通じて、正規雇用した企業に対し、採用後6カ月を経過した時点で100万円を支給する。後者は正規採用するために、まずは有期雇用期間(原則3カ月)を設けてトライアル採用してもらうもの。奨励金は3カ月を限度に毎月10万円支給し、正規雇入れに結びついた場合には、対象者1人につき50万円支払う。大学3年秋から就職活動を始めて、卒業後3年経過しても、未就職状況にある者を新卒者扱いするという政策には異論はあるが、背に腹は代えられないというわけだろう。