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10月から求職者支援制度がスタート(2011/11/21)

人事学望見
2011年11月18日

10月から求職者支援制度がスタート

雇用保険に未加入の求職者を支援しようという「求職者支援制度」が10月1日にスタートした。対象者を特定求職者といい、一定の要件を具備していなければならないが、1つの訓練につき、月10万円の手当と訓練期間に通う交通費が12カ月にわたって支給される。最近、雇用失業情勢は好転の兆しをみせているものの、生活保護費の受給者が急増している。背景には、雇用保険に未加入であったり、加入していても失業期間が基本手当の受給期間を大幅に超えて無収入状態が続いている求職者の救済がある。この制度は以前からあったが、今回の第2弾では、不正受給を厳しくし、真に就職に結びつけるための訓練を受ける真面目な求職者に絞る試みもみられる。雇用保険は、本来、被保険者が失業した時に生活費を担保するものであり、不正受給防止の強化は当然だろう。

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