トップページ ≫ 幹事社労士専用メニュー ≫ 労働新聞トピックス ≫ 過重労働 免疫力の低下認めず(2020/11/09)
労働新聞トピックス
人事、賃金、労務等の最新の動向を報道する専門誌「労働新聞」。
このサイトでは、労働新聞掲載の鮮度の高いニュースをカテゴリー別に掲載し、幹事社労士の皆様の情報収集力向上に寄与してまいります。
過重労働 免疫力の低下認めず(2020/11/09)
ニュース
過重労働 免疫力の低下認めず――大阪高裁
大阪府内のフレンチレストランで調理師として働いていた労働者が、ウイルス性疾患で死亡したのは労働災害に当たると遺族が訴えた裁判の控訴審で、大阪高等裁判所(木納敏和裁判長)は過労死と認めた一審判決を取り消した。一審の大阪地裁は、1カ月250時間に上る残業に約1年従事した結果、免疫力が下がりウイルス性疾患を発症・重症化したと判断したが、同高裁は血液検査の結果などから免疫低下はなかったとした。労働者の死亡をめぐっては、民事裁判も提起されており、2月には同地裁が会社の安全配慮義務違反を認め、8400万円の賠償を命じていた。