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過激なストライキを避ける戦術は?(2012/02/13)

人事学望見
2012年2月15日

過激なストライキを避ける戦術は?

12年春闘は、労働側は「全組合員1000円のベースアップ」および賃金制度維持の定期昇給完全実施とここ数年どおり低額要求で迫ったものの、経営側はベアなどもってのほか、定昇も自粛せざるを得ない状況とかみ合わない。そんな中、ストライキするほどの交渉は演じられない可能性が高い。過激なストを避け、36協定の破棄で経営に圧力をかける組合もでるかも知れない。これに対し、内閣法制局は、賃上げ要求にからみ時間外・休日協定の締結拒否を行う場合、労働者の福祉に照らし受け入れられないものなら「争議行為」にならないが、賃金要求を貫徹するのみの趣旨で協定拒否をするのなら、業務の正常な運営を妨げるとし、争議行為であると判断している。

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