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突然ユニオンから団交要求が…(2010/03/01)
人事学望見
2010年3月8日
突然ユニオンから団交要求が…
春闘の季節はもちろん労働組合の存在が最もクローズアップされるが、年がら年中マスコミを賑わす組織がある。合同労組がそれで、通常は○×ユニオンという命名が多い。企業内組合と異なり、地域企業に勤める個人を対象にした組織で、浮上してくる問題もすこぶる限定され、かつ多種多様であるのが特徴。こうしたユニオンでは、組合員名簿を公表しないケースが多く、いきなり団体交渉要求を突き付けてくる。それでなくても組合アレルギーの強い中小企業主は右往左往させられてしまう。こうした団交要求に応えなければならないか、が第一の問題だが、残念ながら一般の労組と同様の団結権・団交権・団体行動権が憲法によって保証されているため、応じないと不当労働行為にとわれてしまう。団交に応じることと、合意することは別物だから、逃げ回らず堂々と相手になろう。