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洗替え方式で仕事の大きさ反映(2010/05/24)

賃金
2010年5月28日

洗替え方式で仕事の大きさ反映――サノヤス・ヒシノ明昌

(株)サノヤス・ヒシノ明昌(大阪市、上田孝社長)は、年功序列型だった管理職人事制度を改め、能力・役割重視の制度を導入した。6階層としていた職能資格体系を3階層へ大括り化するとともに、若手の登用・抜擢を加速するため、人事考課の枠組みや昇格のルールを一新。ライン・非ラインの区別なく同額を支給していた役付手当を廃止する一方、新たに5段階洗替え方式の役割手当を設けた。年1回、管理職一人ひとりについて権限の大きさ、部下の人数など9要素を採点し、その合計点で支給額を決定するもので、人事考課によって昇給する本給とは別に、各人が担う仕事の大きさを処遇に直接反映している。

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