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最重点は雇用維持、大手で定昇完全実施を(2009/12/21)

労組
2009年12月21日

最重点は雇用維持、大手で定昇完全実施を――金属労協・10春闘

自動車や電機、鉄鋼などの産別で構成する金属労協(IMF―JC・西原浩一郎議長)は、12月1日に東京で開催した第52回協議委員会で2010春闘の方針を決定した。雇用の維持・創出を最重視する一方、生活を守る観点で全組合が賃金制度維持分を要求する。賃金制度がある大手はその完全実施を、制度を持たない多くの中小の場合、現行水準の維持に向けた実態把握や賃金制度確立のサポートを各産別に求めた。月額15万4000円以上とした企業内最賃の取り組みも強化し、低所得層の底上げを狙う考え。

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