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摘発されてもしぶといブラック企業(2013/11/25)

人事学望見
2013年11月28日

摘発されてもしぶといブラック企業

厚生労働省では、9月を若者の「使い捨て」が疑われる企業(ブラック企業)の集中監督を行った。昨年、13万弱に対して行った定期監督などから、ブラックが疑われる4000社を同期間だけで行うという大掛かりなものだった。調査項目は①時間外・休日労働が36協定の範囲内にあるか②賃金不払い残業(サービス残業)がないかを重点的に確認し、法違反が認められれば是正指導する。長時間労働者については、医師による面接指導などの健康確保措置が確実に講じられるよう指導していく。監督指導の結果、法違反の是正が図られない場合には、是正が認められるまで、ハローワークにおける職業紹介の対象としない措置も行う。しかし、ブラック企業の大半は、民間職業紹介事業者を利用しており、ハローワークの紹介停止程度は歯牙にもかけないだろう。売上高増大至上主義で、労働法規を無視するようなところは、知名度の高い企業でも少なくなく、恐れず厳重な処分をし、その企業名の公表を行ってほしい。

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