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協会けんぽの保険料率(2009/10/5)
人事学望見
2009年10月5日
協会けんぽの保険料率
昨年、政府管掌健康保険は、協会けんぽ(全国健康保険協会)に衣替えした。以降、今年8月末までは、全国一律の旧保険料率である8.2%が適用されていたが、9月1日からは、都道府県別の保険料率に切り替わっている。これは、都道府県の医療費の地域差を保険料率に反映させるのが目的である。一般保険料率については、3%から10%の範囲で都道府県別に決定することになっているが、料率アップによって市民生活が混乱するのを避けるため、平成25年までは、激変緩和措置が設けられた。この結果、新しい保険料率の最高である北海道が8.26%、最低の長野県が8.15%となり、最高と最低の格差はわずか0.11%にとどまっている。医療費の赤字は高齢者医療にあり、長寿天国も素直に喜べない。