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労働新聞トピックス
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労働者派遣の中途解除にお灸(2009/6/22)
人事学望見
2009年6月22日
労働者派遣の中途解除にお灸
厚生労働省がまとめたところによると、派遣労働者などの非正規労働者に対する昨年10月から今年6月までに「実施済み」または「実施予定」雇用調整は、207,000人に達するという。このうち派遣労働者を対象とするものが64%と突出している。同省では、事態打開のため、派遣元および派遣先に対する指針の改正を行い、3月31日から施行した。改正内容の重点は、派遣契約の中途解除に対するペナルティー。派遣元には、中途解除に伴う休業手当や解雇予告手当などの損害が生じた場合には、派遣先が賠償するという内容の契約を求め、従来も損害賠償責任が課せられていた派遣先については、派遣契約の中に「損害賠償責任」を明記しなければいけない、という強硬手段を打ち出している。