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全体でベア「2%基準」に(2021/12/27)

ニュース

全体でベア「2%基準」に――UAゼンセン・春闘方針案

製造・流通・サービスなどの産業で働く労働組合員179万人が加盟するUAゼンセン(松浦昭彦会長)は、全体として「賃金体系維持分+2%基準」の引上げを求めるなどとした2022年の春闘方針案を明らかにした。一定の幅を持たせた前年と異なり、2年ぶりに足並みを揃えるのが狙い。短時間労働者については「制度昇給分+2%以上」、総額として時間当たり40円を目安に要求する。労働時間短縮・改善の取組みでは、新たに勤務間インターバル11時間以上を重点目標に掲げた。加盟組合企業の6割弱が外国人を雇用している実態を踏まえ、就業環境の整備にも乗り出す。

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