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不当労働行為審査 「関与和解」が大幅増加(2016/07/04)
ニュース
不当労働行為審査 「関与和解」が大幅増加――東京都労働委員会
東京都労働委員会は、平成27年における不当労働行為審査事件の取り扱い状況をまとめた。終結した事件数は139件で、約7割が和解により解決している。とくに労委が助言や仲立ちなどをして和解に至る「関与和解」が前年を20件上回る84件に達し、終結事件全体に占める割合が過去10年で最高の60.4%に上った。和解が増えたため、平均処理日数も短縮化している。「景気回復の影響によって企業における労働条件の改善がみられ、関与和解による解決が進みやすかった」(都労委事務局)としている。