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スーパークールビズ登場で騒動(2012/08/20)

人事学望見
2012年8月24日

スーパークールビズ登場で騒動

国会答弁や委員会の質疑でみる国会議員のノーネクタイ姿は見苦しい、と保守的人間は感じるが、05年の初登場から7年を経過したこと、昨年の東日本大震災によって原子力発電に厳しい目がそそがれ、節電を目的としたクールビズは、いちおう国民の公認するところとなったようだ。主唱する環境省では、さらに一歩進め「スーパークールビズ」の定着を狙っている。ノーネクタイ、ノージャケットから、ポロシャツ・アロハ・チノパンを許容範囲とし、場合によっては民間企業でジーパンも普及させようというもの。Tシャツや短パンといった服装は、IT部門などでは散見できるようになった。しかし、こうしたなし崩し的な服装の解禁が続くと、日本古来からの礼節もひずみがくるように思われる。大阪市長はタトー(いれずみ)をした職員のあぶり出しを行ったが、市民サービスが主事業である公務員なら「あってはならない」ことではないか。気の緩みが賃金その他労働条件の要求にもつながり、納税者としてはがまんの限界といったところだ。

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