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労働新聞トピックス
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どうなる同一労働同一賃金(2016/03/28)
人事学望見
どうなる同一労働同一賃金
昨年の通常国会で成立した「同一労働同一賃金推進法」は、長期雇用システムのなかで年功を積みながら、賃金が上昇していくというわが国特有の賃金体系になじむのか、という疑念の声が出ている。労基法4条では「男女賃金差別」の禁止をうたっているが、この賃金に限った規定ですら、未だ解決されず法廷での争いが続いている。一方、男女均等法、パート労働法などの法律では、「均衡待遇」について厳しい規定を設け、企業へ改善を迫っており、安倍首相の意欲とあいまって「年功体系にはなじまない」と放置したままにすると、火の粉をかぶる危険性もある。