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重要性増すリスクアセスメント(2011/09/26)

人事学望見
2011年9月30日

重要性増すリスクアセスメント

災害防止には、事故分析がこれまでのとおり相場。過去の結果を分析するのは確かに大切なことだが、起きる前に職場に潜む危険性や有害性がもたらす災害の可能性(リスク)を前もって評価・査定(アセスメント)し、それぞれについて除去、低減策を講じていくリスクアセスメントの考えが法定化された。危険性・有害性を見積り、災害の重大性(重篤性)を会社の実態に合わせて見積り、点数化する仕組みだ。要領は至って簡単だが、評価者の腕次第で効果がブレルのが難点だ。似たような策として危険予知訓練(KY)があるが、こちらは作業者が作業前に行うもので即効性を狙ったもの。リスクアセスメントには決済者の事業者が加わり、作業の計画時・手順作成時に行い、予算の裏付けによって恒久的な災害防止に結びつけるという大型の防止策だ。

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