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精神疾患者の懲戒処分は?(2017/11/13)

人事学望見

精神疾患者の懲戒処分は?

妄想性人格障害と診断された社員が就業規則に規定する「懲戒処分」に適合する行為を繰り返したとき、会社はいかなる対応をとるか躊躇するのが通常だろう。裁判例では、同僚女性社員につきまとい、無銭飲食や業務命令違反、社内での暴行などの非違行為を繰り返している人格障害(精神病院に通院中)の社員に懲戒処分規定を適用したところ、当該社員は精神疾患によって惹起されたものと主張した。判決は、当該原告は事理弁職能力を有しているから会社の処分に瑕疵なしとした。

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