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無期労働契約転換の仕組みは(2015/04/20)

人事学望見
2015年4月23日

無期労働契約転換の仕組みは

労働契約法18条には、同一の使用者との間で無期労働契約が通算5年を超えて更新された場合(有期契約の最長は3年だから最低2回の契約更新)は、労働者の申込みにより、無期労働契約に転換すると規定されている。有期契約の濫用的な利用を抑制し、労働者の雇用の安定を図ることが目的である。この点で誤解が多いのは、無期転換イコール正社員登用になるというもの。法の趣旨は、無期契約の労働条件である職務、勤務、賃金、労働時間などは、別段の定めがない限り、直前の有期契約と同一ということである。ただし、職務内容と配置の変更の範囲、その他の事情に照らし、有期契約者と無期契約者間の労働条件に不合理と認められるものであってはならない、という均衡処遇の原則は問われる。

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