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無年金期間に月収28万円確保(2012/08/06)
賃金
2012年8月8日
無年金期間に月収28万円確保――CKDの「生涯現役制度」
CKD(株)(愛知県小牧市、梶本一典社長)は、従来の再雇用制度を拡充し、定年直後の賃金の減少幅を抑制する一方、現役社員の育成・指導に欠かせない社員について、年齢制限を設けずに雇用する「生涯現役制度」を導入した。希望者には55~59歳の基本給をそれ以前の80%に抑制する代わり、60歳定年から65歳までの期間、定年時基本給の35%を上乗せして支給する。厚生年金の支給開始年齢引上げに対応するため、支給開始までより緩やかに収入が低減するコースを用意したもの。定年後の無年金期間も、公的給付を含めて月収28万円を確保できるよう設計した。これまで原則65歳、特例適用でも68歳までだった再雇用の年齢制限を大きく見直している。