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求人票の労働条件どうなる(2015/09/21)

人事学望見

求人票の労働条件どうなる

新規学卒者を募集する時期と実際に入社し、労働契約を締結する時期には相当なズレがある。このため、募集時の初任給額は、当年度入社者の賃金を提示する企業が多い。確定初任給は、それに若干の上積みをすることになる。募集段階に会社から求人票や募集広告で明示される「見込みの賃金」などは確定的な労働条件にはなっておらず、それが採用段階で若干変動することが含みになっていることからも、募集広告内容や内定時の見込み額等の条件をそのまま実行する労働契約上の法的義務はない、というのが通説。ただし、低額の確定額を求人者(会社)から提示されても、入社を断念するリスクを負うわけにいかない新入社員の心情を汲んで、会社は見込み額に若干の上積みをするよう努力したい。

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