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労働新聞トピックス
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役員専用運転者が免許停止に(2012/07/09)
人事学望見
2012年7月13日
役員専用運転者が免許停止に
タクシードライバーなど自動車運転者は、免許停止になると労働契約上の労働提供ができなくなり、解雇される恐れが高い。運輸業以外でも、このところ飲酒運転によるマイカー事故が後を絶たず、就業規則において「重大な事故を発生させた場合は、解雇または懲戒解雇とする」と規定する企業が増えて来た。一般企業でも運転業務専業の労働者は少なからず存在する。例えば、役員専用車の運転者がマイカー運転中に重大事故を起こした場合、労働の提供ができなくなるが、直ちに「解雇」になるか、というと難しい側面がある。配置転換によって未熟練業務に就かせるなどの温情を期待する社員が多いからだ。とくに役員専用運転者の場合、定年退職後に再就職するケースが多く、解雇されれば復職の道はかなり遠い。免許による限定職種のトラブルを考えてみた。