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平社員の年俸制賞与と割増賃金(2011/01/31)

人事学望見
2011年2月4日

平社員の年俸制賞与と割増賃金

成果主義の一環として賃金制度も月給型から年俸制に切り替える会社が多い。毎年、前年の個人業績によって、年俸額を洗い直す仕組みは確かにインセンティブ要素が強い。一般的には、運用上、年俸額を12カ月で割り、毎月均等払いするのではなく、賞与部分を考慮し、例えば年俸額を17等分してうち5カ月分を2.5カ月ずつ賞与支払い月に支給するケースが多い。労働時間管理が適用除外となっている管理職なら問題ないが、残業代を支給する平社員の場合、基礎賃金の除外賃金の1つである「1カ月を超える賃金」として賞与を算定基礎に含めないと法違反となることに注意が必要だ。除外される賞与は「あらかじめ決められた」ものではなく、毎年決める「賞与」に限定されているからだ。

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