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団体交渉のルールを考えてみる(2012/03/05)

人事学望見
2012年3月14日

団体交渉のルールを考えてみる

ことしも恒例の春闘シーズンに入ってきた。ここ数年は、景況が今ひとつであることに加え、円高が続いており、輸出不振のためベースアップの断念はもちろん、定期昇給の持ち越しさえみられた。今年は、昨年3月11日の東日本大震災の影響を受け、さらに厳しい交渉が予想されている。ただ、97年以来、5年間にわたって賃金の回復が見送られていることから、連合は組合員全員一律1%のベアと定昇の完全実施を要求、これに対し、経団連はベアなどもってのほか、定昇も企業業績を勘案すると完全実施は難しい、と牽制しており、交渉が大荒れになることも予想される。団交ルールは、交渉人員など予め労使で合意した平和的な話合いが基本。デフレスパイラルから脱皮するために経営側の譲歩が望まれる。

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