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化学物質 危険性知らせず書類送検(2007/11/26)
ニュース
2007年11月26日
化学物質 危険性知らせず書類送検――松山労基署
愛媛・松山労働基準監督署 (佐伯裕之署長)は、工場の解体作業中に労働者が塩酸入りタンクに落ちて死亡した災害で、化学物質の危険性があったにもかかわらず災害防止を怠った発注者の太陽鉱工㈱と、墜落防止措置を講じていなかった請負人の㈲トモエ産業の2法人を労働安全衛生法第31条(注文者の講ずべき措置)および同21条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで書類送検した。化学物質の取扱いについての措置で注文者が司法処分されるのは全国で初めて。墜落防止では、被災者が請負人の関連会社所属であったものの、実態として派遣就労だったため請負人を立件している。