中企団加盟社労士
全国6,386事務所

トップページ幹事社労士専用メニュー労働新聞トピックス ≫ 制約多い給料控除に注意(2009/07/12)


労働新聞トピックス

人事、賃金、労務等の最新の動向を報道する専門誌「労働新聞」。
このサイトでは、労働新聞掲載の鮮度の高いニュースをカテゴリー別に掲載し、幹事社労士の皆様の情報収集力向上に寄与してまいります。

制約多い給料控除に注意(2009/07/12)

人事学望見
2010年7月15日

制約多い給料控除に注意

日雇派遣業者が勝手に給与から、準備金名目で一定額を控除し、摘発されたことがあった。賃金日ついては労働基準法第24条によって、支払いの5原則が定められており、これに違反することは許されないからだ。しかしながら、労働組合費のチェックオフ、所得税の源泉徴収、社会・労働保険料などの控除については、労働者個々人が納付するより、賃金控除の方が助かる。それ以外の賃金控除については、労使による協定がないと、5原則のうち全額払い違反を構成する。現在は少なくなったが、社内預金と称して毎月一定額を強制的に積み立てさせ、それを運転資金に流用するという悪質なケースもあった。なお、使用者が労働者に貸し付けた金員について、賃金と相殺して返却させる場合には、4分の1のみという制限が民法によって定められている。

▲PAGETOP