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公契約 受注者に独自最賃義務付け(2009/10/19)
ニュース
2009年10月19日
公契約 受注者に独自最賃義務付け――野田市条例
千葉県野田市は、9月の定例議会で同市が発注する建設工事などを請け負う受注者に対し、独自に定めた最低賃金の支払いを義務付ける公契約条例の制定を全会一致で可決した。入札価格の低下により下請などの労働者の賃金が切り下げられているためで、適正な労働条件を確保するとともに公共工事などの質を向上させるのが狙い。最低賃金は、国土交通省などが公共工事の積算に用いる労務単価の8掛け、あるいは同市の高卒初任給の時間額829円を基準に決定していく。条例に違反すると、是正措置を命じられるほか最悪の場合、契約解除となる。