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労働新聞トピックス
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リストラと追い出し部屋(2016/09/26)
人事学望見
リストラと追い出し部屋
4~5年前のこと、追い出し部屋の存在が新聞ダネになった。景気後退のため、大企業はこぞってリストラに向かったが、退職勧奨を避け、予備軍を一堂に集めて仕事も与えず勤務時間を過ごさせるという陰湿な方法だった。追い出し部屋が違法であると判断された第1号のA社では、予備軍には名刺を持たせず、仕事は「社内就職活動」だけだった。裁判所は、違法の根拠として①単純労働をさせる②社内就職活動だけのため人事評価を下げる③業務を制限(名刺を持たせない、電話に出させない、社内ネットにアクセスさせない)などを指摘している。