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マイカーを社用に使うと危険が（2013/12/16）

マイカーを社用に使うと危険が

郊外に立地する事業所では、マイカー通勤が当たり前の状況になっている。立地条件はいいが、公共交通機関の恩恵を受けにくい環境にあるからだ。実は、それには危険な落とし穴がある。通勤・退勤途上に社用をいいつけるのが、習慣化していないか。交通事故の発生状況は、いっこうに改善していないばかりか、社員構成が高齢化しつつあるなかで、その危険性は高まってきている。いちおうマイカー管理規定や社有車管理規定は備わっているものの、利便性を優先し、まったく無視されているケースが多い。マイカーを社用に使用してはならないとか社有車の無断使用禁止をうたっていても、黙認が常態化されて入れば明文規定は無力である。途中で事故に遭遇すると、本人だけでなく管理者や会社が運行供用者責任を問われ、賠償問題などに巻き込まれてしまう。ルール化するだけでなく、日常的に順守する態勢づくりが欠かせない。