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研修会DVD内容紹介
【特別】『三位一体の労働市場改革』=雇用の多様化に備える助成金実務(2024.7.23発刊)
No. | 501 | カテゴリ | 助成金 |
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講師 | 深石 圭介 氏 | 定価(送料込) | 8,800円(税込) 常任90%OFF |
収録日 | 2024年7月8日 | 収録時間 | 3時間27分 |
研修会内容
去年以来の当局の「新しい資本主義」(自由主義+SDGs)実現のための具体的政策の1つ『三位一体の労働市場改革』。今年はどんな変化があったのでしょうか?
〇リ・スキリングによる能力向上支援
〇個々の企業の実態に応じた職務給の導入
〇成長分野への労働移動の円滑化
という内容は変わらないのですが、その目的が変化しているのです。昨年度はこれらの3つの方針に女性活躍や残業削減などの、これまでにあった目標をくっ付けて労働市場全体の公正化を図ろうというものでした。
今年度は3つの目標を、とにかく採用難、定着難に備える「多様化」に振り向けようという動きが大きくなっているのです。具体的には採用が難しければ採用範囲を広げよ、定着が悪ければ制度を作り、会社内での成長の「見える化」を進めよ、ということを勧めているのです。
採用も定着も、取り組みを支援する助成金がそれぞれあります。その中から人材開発支援、キャリアアップ、両立支援等、障害者関連から今年度新登場の助成金を選んで、より詳細な実務をお届けします。
また、助成金申請において社労士による不正事件が多発しています。私はその原因はおカネありきの申請にあると考えています。おカネではなく、制度を入れてそのごほうびとしての助成金、というならば、不正はなくなると思います。その制度の1つとしての「事業内職業能力開発計画」(事業内計画)にも若干触れ、助成金への導き出し方を考えたいと思います。
このセミナーで、新時代に向けて新しい助成金にどう取り組むか理解していただき、ひいては助成金を社労士事務所で提案する「商品」の一部に加えていただければ幸いです。
<深石 圭介>
<主な講義項目>
1. はじめに:『三位一体の労働市場改革』とは何か?付帯する助成金は何か?
・・・「事業内計画」が助成金申請の本当の決め手となる!
2.助成金実務
①人材開発支援助成金 事業展開等リスキリング支援コース
・・・できればカリキュラムまで社労士が作成する。講師は連れてくる。
②キャリアアップ助成金 社会保険適用時処遇改善コース
・・・ポイントはおカネではなく、パートさんのキャリアの見通し!
③両立支援等助成金 育休中等業務代替支援コース
・・・助成金の役割は個人の育休ケアより「周囲の環境整備」
④障害者介助等助成金
・・・障害者の雇用は「雇用して後は勝手に」から「ヒトを付けて定着」の時代。
3.まとめ:助成金実務に見る日本の未来
・・・中高年も、非正規社員も、育児者も、障害者も力を合わせて成長する時代。
講師プロフィール
労務管理事務所 新労社 代表
深石 圭介 氏
昭和43年生まれ。中小企業福祉事業団幹事。会計事務所等勤務を経て現在に至る。
平成16年独立後、助成金を切り口に労務管理制度の導入で実績をあげる。
各種団体・業界組合等においてセミナー実績多数。
日本法令DVD「早わかり雇用関係助成金」等、産労総合研究所「労務事情」、
その他数誌に関連記事を執筆。
<著書>「雇用関係助成金 申請・手続マニュアル」(日本法令)等。