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研修会DVD内容紹介

 

【特別】副業・兼業の法的留意点と実務対応(2023.8.23発刊)

No. 472 カテゴリ その他 就業規則 労務管理
講師 弁護士
堀田 陽平 氏
定価(送料込) 8,800円(税込)
常任90%OFF
収録日 2023年8月3日 収録時間 3時間16分


研修会内容

 「働き方改革実行計画」のもと、平成30年1月にモデル就業規則の改定と「副業・兼業の促進に関するガイドライン」(いわゆる「副業・兼業ガイドライン」)が策定されて以降、現在にいたるまで政府による副業・兼業の推進が図られています。
 こうした推進政策を受けて、働き手の意識は変わり始めており、「副業・兼業をしたい」という希望は珍しいものではなくなってきています。他方で、多くの企業では、未だに副業・兼業を禁止していたり、許可制を採用しているとしつつも、ほとんどの申請を不許可にする運用をしているところが多いように思われ、企業と働き手との意識にはギャップがあるといえます。
 もっとも重要であるのは、法的に言えば「副業・兼業は原則として自由であり、禁止できるのは例外的場面に限られる」ということです。このことは、働き方改革のはるか昔、昭和32年の裁判例から定着した考え方であり、副業・兼業は働き方改革によって「解禁」されたわけではないのです。
 したがって、副業・兼業は自由であるという前提のもとで就業規則を作成しておく必要があります。特に、副業・兼業を禁止している企業の方が、申請なく副業・兼業を行っている人の割合が多いとされ、こうした隠れ副業は過重労働や情報漏洩リスクを増大させます。
 他方で、「労働時間の通算の要否」や、「通算するとした場合の労基法の適用の在り方」、「副業・兼業の場合の安全配慮義務の問題」等、いまだ法的論点は多く残されており、副業・兼業ガイドラインにも法的観点から疑義のある記載もみられます。

 そこで、本講義では、副業・兼業の法的論点とその留意点について説明したうえで、実務上どのような対応を取るべきかについて解説いたします。

<堀田陽平>

 

<主な講義項目>

1 副業・兼業推進政策の動向と企業・働き手の現状
2 副業・兼業を禁止できる場合/できない場合
3 副業・兼業の場合の労務管理の考え方
4 副業・兼業ガイドラインの問題点
5 副業・兼業の場合の残業命令等と安全配慮義務
6 副業フリーランス活用の留意点
 (フリーランス新法、労働者性等)
7 副業・兼業制度の必要性とポイント


講師プロフィール

日比谷タックス&ロー弁護士法人
弁護士 堀田 陽平 氏

平成28年登録。2020年9月まで経済産業省に任期付き職員として着任し、多様な人材を活かすための政策立案に従事。弁護士の復帰後も労働契約や人事上の措置等に関する アドバイス業務を行う。
その他、副業・兼業やジョブ型雇用等の多様な働き方に関する情報発信を行う。

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