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これからが恐い熱中症(2007/7/9)

人事学望見
2007年7月9日

これからが恐い熱中症

労働災害のうち熱中症は、5月から9月にかけて発症する典型的な季節型疾病だ。炎天下での作業中もしくは作業を終えて帰宅した後に死亡に至った被災者は、過去10年平均して20人に上っている。とくにピークはこれからの7月、8月で7割近くを占めている。真夏の労災だけに発症時刻も暑さでうだる午後2時から4時がピーク。水分、塩分の補給を欠かさないことはもちろんだが、温度を下げるため、水撒きや通風にも気を配り、十分な休憩時間や暑さのピーク時には作業休止時間を確保するように厚生労働省では指導している。作業前には、健康診断結果をもとに作業者の健康状態を把握しておいたり、発症した場合に受診する診療所の所在地の確認など事前準備が万全なら防げる労災といえる。

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