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活性化しているか安衛委員会(2014/07/28)

人事学望見
2014年7月24日

活性化しているか安衛委員会

一定規模以上の事業場ごとおよび業種に設置が義務付けられている安全衛生委員会は、月1回以上開催する定めのためか、マンネリ化しているとする声が聞かれる。委員会は総括安全衛生管理者または同等の権限を持つ者以下労使委員で構成されており、労働組合がある場合は、委員の半数を組合の推薦によって決めることになっている。いきおい委員は固定化されることから、議題が硬直化するのはいたしかたがないともいえる。しかしながら、委員会の目的は事業者に対し、安全および労働衛生上の問題点や改善方法を具申することになっており、労働者を危険から守る重要な役割がある。マンネリ化は委員の怠慢ということになるが、その一因には安全のテーマに偏り、専門的知識を要する労働衛生を敬遠しがちだからという指摘もある。労働安全衛生法が改正され、メンタルヘルスや喫煙防止対策が前面に打ち出されており、マンネリ脱皮の好機ともいえそう。

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