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「二重補填」を是正へ（2013/04/15）

「二重補填」を是正へ――厚労省・第三者行為災害で方針

厚生労働省は、労災事故が第三者の行為によって生じた事案について、保険給付の控除期間を延長する方針である。労災保険法では、被災者が第三者から損害賠償を受けた時は、政府はその価額の限度で保険給付を控除できるが、現行ではその控除可能期間を３年間としており、結果として多額の二重補填(1件当たり平均1400万円)が生じている。このため、通達などを改定して控除可能期間を7年に延長するとしている。