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精神・知的障害者雇用 シニアに続く労働力へ(2023/11/20)

フォーカス

精神・知的障害者雇用 シニアに続く労働力へ――島野精機株式会社

輸送用機械器具製造業の島野精機㈱(島野裕久代表取締役社長)は、2018~22年の5年間で6人の精神・知的障害者を地域の就労支援センターの紹介で採用した。業務の切出しにおいては、障害者の就労意欲を高めることを重視。「人目に付き、役に立った実感が得られる」、「立ちっぱなしにならない」、「1年以上毎日継続できる」といった点を意識して、敷地内の清掃や草むしりではなく、金属製品の検査・洗浄を任せた。取組みの背景には、シニア人材の獲得競争が激化したこともある。障害者は今や「欠かせない労働力」として活躍している。

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