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社労士に求められる高い道義性(2011/05/30)

人事学望見
2011年6月6日

社労士に求められる高い道義性

社会保険労務士は、人事管理のアドバイザーとして市民権を得ている。7~8%という合格率が示すように難関の国家資格であり、企業から信頼を受けて欠かせない存在になったというわけだ。所管する厚生労働省や全国社会保険労務士会でも、こうした高い信頼性を維持するため、不祥事に対しては厳しい姿勢で臨んでいる。昨今は、景気の低迷に加えて、東日本大震災という未曽有の災厄に見舞われ、雇用調整助成金などが大幅に適用拡大され、社労士の出番もますます多くなった。それに伴い、事業主と結託して不正受給申請を行ったりする不逞の輩も出てきた。厚労省では、社労士法に基づいて資格停止など厳しい懲戒処分を科す一方で、不正者の氏名の公表なども行っている。難関をクリアして開業しても自らの不正行為によって水泡に帰すことのないよう期待したい。

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