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死亡労働災害が6割増加へ(2011/01/31)

ニュース
2011年2月4日

死亡労働災害が6割増加へ――東京労働局

東京労働局(東明洋局長)が平成22年の労働災害状況(速報)を集計したところ、死亡災害が過去最少を記録した21年から一転し、前年同期比で約6割増加したことが分かった。全業種における死亡者数は67人で、建設業のほか、卸小売業を含む商業の増加がめだつ。休業災害を加えた死傷災害においても、卸小売業やビルメンテナンス業がそれぞれ前年を1~2割程度上回り全体を押し上げたため、業種計で3.3%増えている。同労働局は今後、第3次産業の災害防止対策を徹底し、災害を発生させた小売業などの本社に対する個別指導を強化する方針だ。

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