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社員9割にDX研修実施(2023/01/16)
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社員9割にDX研修実施――第一工業製薬
化学品メーカーの第一工業製薬㈱(山路直貴代表取締役社長)では、2020年からの3年間で全社員の9割にDX研修を実施し、業務のムダをあぶり出して生産性の向上を進めている。一部の部署では、1人当たりの労働時間を年換算で2割減らすなどの成果も出始めた。新入社員に課す全15日間の研修では、プログラミングソフトの基礎知識を教えるほか、効率の悪い社内業務を取り上げ、どう改善すれば良いかを話し合ってもらう。修了後は工場などの配属先でチームを組み、学んだ知識を活かして“カイゼン”活動を展開。製造工程のデータを自動収集することで、ムダを発見できるプログラムの開発などに結び付けている。