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A社会保険労務士法人
足立 徳仁 先生 -Norihito Adachi-
事務所の沿革 当時クライアント訪問時に、社労士人生に影響を与える言葉がありました。 「足立君はいつもお金を払う話しか持って来ないな…」 そこでまず考えたのが積極的な助成金の提案でした。法人化と共に助成金だけを提案する助成金部門を立ち上げ、給与計算や手続きを行うスタッフとは別に助成金だけを提案するための人員を配置し、スタートしました。しかし、当初の3年は何を提案してよいのかわからず、十分な成果をあげられませんでした。このままではまずいと感じ、3年目の2015年より、助成金を上手に提案なさっている社労士事務所を何件か訪問し、ノウハウを共有いただき、まずは真似することから始めました。見様見真似で多くの企業に提案するうちに、スタッフにも自信が芽生え、喜んでいただける弊社の商品となりました。成功したとまでは言えませんが、今ではコンサルティング事業部として9名のスタッフを抱える部署となっています。要因としては、ベンチマークとなる社労士事務所を見つけることができた、地域性にあった商品提供ができたということになるのかと思います。 また、助成金以外でも出来るだけ弊社から提案をしていけるように、「採用支援」「補助金」「DX化の支援」といったことをコンサルティング事業部から発信することで、他の社労士事務所との差別化をはかることができています。そのようなこともあって、現在では京都府内に4事務所、総勢28名の事務所となることができました。 商品づくりについて 自分が得意だから商品にするのではなく、ニーズがあるから事務所として取り組み、諦めずに提案し続けるから得意になり事務所の武器になる。今後も企業が求めていることを調査し、社労士としての強みを生かしていける商品開発を行っていきたいと思います。 社会保険労務士として成長するために いずれにしても企業数が減り、社労士の人数は増えているわけですから、我々は他の社労士さんより多くの情報を集め、多くの情報を発信していく必要がありますし、そのような社労士事務所が望まれているのではないでしょうか。 自分自身の知識なんて限界があります。今後も中企団様の社労士高度化事業を活用させて頂き、情報収集し自社の商品として発信していく中で、地域企業とそこで働く人の成長を支援していきたいと思います。 |