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分配構造是正の意欲なし(2008/1/14)
労組
2008年1月14日
分配構造是正の意欲なし――連合・経労委報告に「見解」
相変わらずの賃金抑制論で、歪んだ分配構造を是正する意欲が感じられない――日本経団連の08年版経営労働政策委員会報告を「賃上げ容認」と報じた一般紙報道を尻目に、連合は否定的見解を発表した。旧日経連による95年の雇用ポートフォリオの主張が今日の格差問題につながったことへの反省がまったくみられないとするとともに、「賃上げが困難な企業も少なくない」とした同報告の記述は「全体として賃金引上げを抑制するための主張」と厳しく批判している。ミクロの論理が突出しすぎで、マクロ経済の足を引っ張る懸念があると訴えている。